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kantaryoのラグビーブログ

「こやぶ」と「毛ガニ」

投稿日時:2011/09/29(木) 21:00

この月曜日から3日間ほど、「みかんの国」と、「たこ焼きの里」へ


出稼ぎに行っとった。



みんな知らんやろうけど、俺は意外と仕事しよるし、忙しいんやぞ!


(やから、なんやねん!)



で、この出稼ぎ中に遭遇した、小ネタをひとつ。



火曜日の夕方、新幹線で移動しよる時のこと。


俺は通路側のシートに座っとって、ある駅に着いて人がどやどや乗ってきた。



通路を挟んだ俺の横におっちゃんが(呼称:こやぶ)、俺の斜め前にも


おっちゃんが(呼称:毛ガニ)座った。



二人ともえらい疲れとったんやろうねえ、席に座るや否やリクライニングを


目一杯倒した。



「こやぶ」は、リクライニングを倒したと共に、自分が購入してきたと思われる


食糧の入ったビニール袋を、前の座席の裏についとる、テーブルのフックに


嬉しそうにかけた。



やけど「毛ガニ」はあろうことか、腕毛ボーボーの腕を座席の後ろに回し、


「こやぶ」のビニール袋を「シャリシャリ」触りながら寛いでるじゃないか!



その瞬間、「こやぶ」腹立ったんやろーねえ、「毛ガニ」の指を跳ねるように


自分のビニール袋をフックから外し、前ポケットに入れ直した。



「おおっ!」と俺は思いながら、面白い展開になれと、心の中で密に期待した!


(性格悪いなあ、俺(笑))



やけど「毛ガニ」は「毛ガニ」のくせに意外と小心者で(?)、指毛・腕毛ボーボーの


手をきちんと自分のおなかの前に戻し、眠りについた。



「こやぶ」も少し「フーッ、フーッ!」て興奮気味やったんやけど、やがて眠りについた。




「こやぶー、それくらいのことで火になって怒らんでも...」




「こやぶ」はきっと、今日の仕事があまりうまくいかんかったに違いない。


あの調子じゃあ、帰宅しても間違いなく荒れるな!



「毛ガニ」は誰かに新幹線の中での出来事を話し、慰めてもらうんやろうんあ。



ということを勝手に妄想しながら、移動しとった俺でした。


頑張れ、日本のサラリーマン!


とは言いながら、「人間ウォッチング」は本当に面白い!




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