宇部バーバリアンズ公式サイト

ご無沙汰してました、アラブ帰りのkantaryoです！

今回は3週間程度の出稼ぎやったけど、まあ日数以上に長く感じたというか、

ホントにえらかったねえ。

＊注釈　：　きつかった、疲れた、といった意味の山口弁です

今回は福岡からバンコク経由でドバイに飛んだんやけど、ドバイの

到着ロビーを一歩出た瞬間から、高温多湿地獄のお出迎え！

夜の21時頃やったのに、気温が40℃近くある上、湿度も90%くらいある！

こりゃあ先が思いやられるなあと思いながら、翌日から現場仕事へ。

現場はこれまた最悪、建屋は天井が低い上、2台ある機械のうちの

1台は運転されてて、温度・湿度に加え、粉塵・騒音までもが俺を苦しめた。

毎日45℃以上ある上に湿度が高いから、「作業着は毎日汗でビッショリ」

なんて生易しいものではなく、異臭騒ぎが起きるんじゃないかと言うくらいの

汚れ方。本当にしびれた！

また入国してから5日くらいはモスリム（イスラム教徒）にとっての聖なる行事、

「ラマダン」と重なってたんで、もちろん人前でアルコールを飲むことも、買うことも

できずに、毎日カラカラに乾いた喉を、セブンアップやペプシで潤してた。

（ラマダン明けからはもちろん飲んだけどね！）

機械の整備作業は、ドバイ市内のドック（船の修繕や新造をする場所）で行った。

ここは世界でも有名なドックで、従業員はなんと10,000人、国籍は数えられない

くらいの多種多様。

凄い活気があって、例えるならOne Pieceのガレーラみたいな感じやね。

はい、今回もここでありました、「なに人？」ネタ。

その作業現場へ初めて行って確認作業をしてた時、あるPhilippinoが

俺に声を掛けてきた。

「カバヤン！」

＊注釈　：　タガログ語で、「あんたフィリピン人か？」と言う意味

「いやいやいやいや、わしゃ、めちゃくちゃ日本人やっちゅうねん！」

というと彼は目を見開いて、「マジっすか！？」のリアクション！

おか～ん、俺ホントは、なに人やね～んっ！

仕事は何とか終わらせて帰ってきたんやけど、今までに経験のない暑さやった

んで、冗談抜きで思考回路がおかしくなりかけてた。

客先からは、「おまえ毎年来て、うちの機械の面倒見ろよ！」と言われたけど、

あんまりというか、もう行きたくないんですけど！(笑)

考えてみると、先月うちな～で仕事ももちろんしたけど、楽しい思いをした分の

ツケが回ってきたようやな！ (*_*)

でも言うても仕方ないんで、また頑張ろうっと！